カラー、パーソナルカラーパート7
- カラーパーソナルカラーパート7
- 白髪染めのトーン
 白髪染の基準はお薬のメーカーによって多少違いますが、大体のカラー剤がしっかり染めるとすると6、7トーンになります。
 それよりも明るいトーン(8トーン~)となると、どうしても白髪が染まらず色が浮いてしまいます。なので、どうしても明るくしたい場合は全体に筋状のハイライト(メッシュ)を入れることで全体のトーンをあげる!など別の染め方をオススメすることもあります!
 では、なぜカラーを明るくするほど白髪が浮いてしまうのでしょうか?
 まず、カラー材の中には色素が含まれています。
 その色素は基本的にどのメーカーも明るくなればなるほど(暗1→15明)カラー剤に含まれている色素の量が減っていきます。
 そのため、同じ白髪を同じ色味で染めたとしてもトーンが違うだけで、、
 こんなに違います!(真っ白な髪の毛をナチュラルブラウンで染めた場合の見本)
 例えるとすると、
 普通の髪の毛はブラウン、白髪は真っ白な画用紙だとして、この2枚を絵の具で真っ黒になるまで塗りつぶすとなると、どちらの方が絵の具をたくさん使うことになるか?
 答えはもちろん真っ白な画用紙になりますよね!
 このように白髪を普通の髪の毛と同じ色にするためには、たくさんの色素量が必要になります。
 なので、明るくなればなるほど浮いてきちゃうんですね。
 髪質によって見え方はどう変わる??
 髪質によって、同じ薬剤を使ったとしても明るさや色味の発色は変わってきます。
 自分の髪の毛はどういった髪の毛なのか??美容師さんに相談しやすくするためにも少し知っておきましょう!
 髪の毛の太さ
 髪の毛は細いほど光を通しやすく、透明感が出て来ます。なので、太さが細いほど明るく見えやすい!逆に髪の毛が太い方はカラーに深みが出やすい分、艶やかに見えやすい特徴があります!
 髪の毛の柔らかさとキューティクルの強さ
 髪の毛が柔らかいと明るくなりやすい方が多いです。しかし、中には髪の毛のキューティクル(髪の毛の表面を覆っているうろこ状のもの。外部の刺激から髪の毛を主に守っています。)が強く、薬が浸透しづらくて明るくなりづらい場合もあります!気になる方は美容師さんに確認してみま 色みによって明るく見えやすい 色みによって明るく見えやすい  
 色の性質として、同じトーン(明るさと鮮やかさが同じ)でも色味によって実際の見え方は変わってきます
